京都労災一人親方部会のホームページをご覧いただきありがとうございます。当部会は、一人親方等の団体として厚生労働大臣（京都労働局長）の承認を受けた特別加入団体です。
労災保険は、もともと会社に勤める従業員のための制度です。従業員がお仕事中の怪我により通院、入院が必要になった場合、それは会社の使用者責任により労災補償をするものであります。
その一方で会社経営者は従業員ではないため、労災補償を受けることができません。従業員ではない建設の自営業者のようないわゆる一人親方も同様に労災保険を利用することはできませんが、業務の内容、形態等を考慮して従業員に準ずるとみなして労災保険を受けることが可能です。それが特別加入制度と呼ばれるものです。
しかし、一人親方が労働基準監督署に行ってもこの特別加入制度に加入することはできません。建設業の一人親方の特別加入については、厚生労働省から認可をうけた一人親方等の団体をひとつの適用事業とし、その団体の構成員である一人親方を、その団体に使用される労働者とみなして、適用事業の保険関係と同様に取り扱うこととしています。
